妖精さんの独り言 5−4

宇宙のリズムと生体リズム


 いきなり「暦」の話になりましたが、実は、1年が地球の公転周期であり、1ヶ月が(太陰暦では)月の公転周期であり、1日が地球の自転周期であることから分かるように、惑星の軌道上の運行を時間軸に転回したものが「暦」だと言うことができます。言い方を変えると、円軌道を描いている物体の位置を、縦軸に空間的位置、横軸を時間軸とした図に書き入れていくと、正弦曲線(波のような図形)が描かれます。つまり、円軌道からリズムが導き出されるのですが、このリズムを表わしたものが「暦」であるとも言えます。


 地球の公転軌道から「1年」という季節を含んだリズムが導き出され、月の公転軌道から「1ヶ月」のリズムが導き出され、さらには、地球の自転から「1日」のリズムが導き出されるわけです。さらに言えば、火星の公転周期からは約2年、木星の公転周期からは約12年、土星の公転周期からは約30年、天王星の公転周期から約84年のリズムが導きだされます。占星学では、これらの惑星のリズムあるいはサイクルが重視されますし、「干支」や「還暦」の背後にも、木星土星の公転周期の影響が窺われます。


 こうしたマクロコスモスにおけるリズムやサイクルに照応して、ミクロコスモス、つまり私たちの心身にも、「生体リズム(バイオリズム)」というものが存在しています。短いものでは、90分で交替するウルトラディアン・リズムから始まって、1日(24時間)のサーカディアン・リズム、さらには1週間や1ヶ月のリズム(月経のリズムがそうですね)、半年のリズム、1年のリズム、12年のリズムなどが知られています。


 面白いことに、サーカディアン・リズムに関しては、洞窟のなかで長期間行なった実験では、24時間ではなく25時間のリズムが報告されていて、おそらく、本来の生体リズムは25時間なのだが、現在の地球の日周期に合わせて24時間に調整しているのだろうと言われています。一昔前までは、火星の1日が約25時間なので、「地球人はもともと火星人だったのではないか?」という仮説もありましたが、最近、目にした彗星研究家にして臨死体験者の木内鶴彦さんの話では、1万5千年前には、何故か月が存在しなくて、月が存在しない地球では1日は25時間だったから、サーカディアン・リズムは25時間なのではないか? とのことでした。こうしたことから、人間の生体リズムは、太陽や月、惑星の運行に合わせて調整しているものの、それそのものはマクロコスモスのリズムからは自立した独自のリズムを持っているのではないか? と見ることもできます。人智学者のルドルフ・シュタイナーが、「植物や動物のリズムは、宇宙のリズムの支配下にあるが、人間のリズムは、宇宙のリズムから独立している」みたいなことを言っていたことを思い出します。


 こうした視点から考えると、明治以降、日本において旧暦が使われなくなり、太陽暦グレゴリオ暦が使われるようになったことには、二つの意味があるようです。後でも述べますが、旧暦が日本の自然のリズムと深く結びついていて、それが故に、日本人の生体リズムにも合った暦であったことを考えると、グレゴリオ暦の導入は、日本人と自然の結びつきを断ち切る意味があったと言えるでしょう。それは他方で、自然への従属を断ち切って、日本人の「自我」を確立するとともに、「世界時間」の導入によって、グローバルな世界への参入を促す意味もあったのでしょう。しかし、ここで問題になるのは、その「グローバルな世界」というものが、いったい誰が、何のために、誰のために作ったものなのか? ということです。その隠された意図が一気に明らかにされるような、そんな時代を迎えつつあるようですが・・・。



むう・・・この動画は、微細な次元の生体エネルギーのバイオリズムを
扱っているみたいですね。
リズム=バイブレーション(振動)と捉えるなら、
私たちは、沢山のリズム、沢山のバイブレーションが集まって、
リズム的な「ハーモニー」を奏でている存在と言えるかもしれません。


さらに、お互いのリズムが干渉しあっていることを踏まえると、
凄まじく複雑なバイブレーション・フィールドを生きていると
言えるでしょう。


その集合的な「バイブレーション・フィールド」を都合の良い方向に
方向付けるために、911や今回のフランスのテロ事件みないな
「偽旗作戦」が起される。


そろそろ、私たちも目覚めないといけない。
というか、目覚めるのは「いまでしょ!」