連休

朝は直売所通いですが、仕事はお休み。
と言っても、嵐の前の静けさという感じで、
連休明けはしばらくアキタコマチの刈り取り、
乾燥、袋詰め作業が続くことでしょう。
四国の作況は平年並みとのことですが、
実際はどうかなあ?
8月の日照量が平年の44%だったという話だし、
アキタコマチは影響が出るんじゃなかろうか?


家の裏にある月桂樹に雀さんたちが集まって、
ピーチクパーチク井戸端会議をしている。
農作業をしていてつくづく思ったのだけれど・・・


雀はおしゃべりが好き
燕は飛ぶのが好き
鷺は蛙が好き
ヒヨドリは虫が好き
鳩は豆が好き
雲雀は唄うのが好き
鶺鴒は人が好き
カラスは電線・電柱が好き?


あと、鶯は藪が好き?
目白は群れるのが好き?
ヒヨドリムクドリもそうかな?)


まあ、鳥さんたちを見ていると、
色々と楽しいです。



さてさて、直売所・・・
昨日は売れ残りが出てしまって、
今日は価格を下げてもう一度出しました。
(直売所の規定範囲内なので)
まあ、勤務先の農家さんでも売れ残りは
よくあることなのですが・・・
安すぎず、高すぎずの価格を設定するのは、
なかなか難しいものです。
何よりも、他の生産者の値段設定との
兼ね合いがあるので・・・


それでまあ、色々と考えていたのですが、
妖精さんたちが育てたキュウリさんやミニトマトさんを、
そのエネルギーを必要としている人たち、
その風味や香りを喜んでくれる人たちに、
うまく届けるための・・・「価格設定」を
意識する必要があるだろうなあ・・・
と思いました。


安すぎれば、「安さ」を選択基準にする人たちの
手に渡るだろうし、高すぎれば、買ってもらえないし。
それに「安さ」も、市況や他の生産者の値づけと関連で、
相対的に感じられるものだろうし。


そういう意味では、「妖精さんの野菜」ブランドを
覚えてもらって、「この味が好き」とか、
「安全そうだから」とか、そういう基準で選んでくれる
人を増やしていくことが大事なんだろうなあ。


まあ、ぼちぼち、お客さんを裏切らないような品質、味を
維持しながら、コンスタントに出し続けることが、
ブランド形成の基礎なのかもしれませんね。


と言いながら、キュウリもミニトマトも、もう季節的には終わり。
秋野菜の種まきはこれからだし、
妖精さん、早くも冬眠?」みたいなことになりそう。
どうも葉物野菜に苦手意識があるんだけど、
今年は、ホウレンソウやミズナ、シュンギクあたりを、
きちんと育てないと回らないかも。


特にホウレンソウやシュンギクは、アブラナ科の連作回避という
意味では都合がいいんだけど・・・う〜ん。



というわけで、今、直売所から売上状況メールが入って・・・
ほとんど売れたみたいなので・・・「ホッ」。
会費とエプロン代のもとはとれたかな?!


ちなみに・・・実は、価格設定も妖精さん任せ。
昨日も妖精さんの言うとおりにしたんだけど、全部、売れ残り!!
でも、今日はほぼ完売。 


売れ残ったからこそ、反省したことが多いので、
これが妖精さんの狙いだったのだろうか? みたいな。



で、夕方、畑でゴマの収穫をしていたら・・・
というか、ゴマは種がはじける前に借り入れて、
袋のなかに入れて、はじけた種を回収できるように
しなくちゃいけないみたいなんだけど・・・
生い茂った露草をかき分けて収穫していたら、
なぜか・・・半分に縦割りにしたキュウリが
転がっている。


「そう言えば、このへんにキュウリも植えていたから・・・
でも、縦割り?」と思って、拾い上げたら、
キュウリじゃなくて、ウリズン? シカクマメだった!!


「あの、こんなもの植えた覚えがないんですけど(泣)」
2畝(約2アール)の畑で、なんで植えもしていないものが、
いつのまにか大きくなっているのか?
う〜ん・・・まあ、食べれるみたいなので、とりあえず、試食してみよう。


まあ、雲風農園・・・あちこちに青じそや赤じそが出現して、
ブッシュを形成していて・・・いま、ちょうど花を咲かせ始めたので、
朝から晩まで、蜜蜂さんたちが蜜を集めているのだけど・・・
それに、他にも植えた覚えのない変な花? が咲いて、
変な実? をつけはじめているし・・・
とりあえず、引いても引いても倍返しのように増え続ける
紫露草で完全に覆われてしまっているし・・・う〜ん、う〜ん・・・・


ジャガイモなんかも、とんでもないところから芽を出して、
大きくなって・・・実際にきちんと栽培しているやつよりも、
沢山の芋が掘れちゃったりするから・・・ちょっと複雑。


まあ、いずれにしてもシカクマメ、ガーリック炒めに挑戦してみよう!?